2.導入・1両目 「問題です」 耳慣れない電子合成音声にあなたははっとする。 気がつくと、乗った覚えのない電車の中にいるようだ。中は暗く、トンネルか地下道の中を思わせる。走行中のようで、ときおり車輪が線路を踏む規則的な音が聞こえる。 目の前には前の車両に行くための扉と電光掲示板があり、繰り返し同じような文章を流している。 車内にはあなたの他にもたくさんの人々が乗っており、その場にとどまったり、声を発したり、前の車両に進んだりしている。 車窓の外は真っ暗だ。 さて、あなたはどうするだろうか。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :7 周りの人の様子を伺う→人に話しかける 8
7.周囲の人・1両目
周囲にいる人々の様子を伺ってみる。何の変哲も無い、普通に見かけるような電車の乗客たちだ。どうやら皆、電光掲示板を見て、何事か呟いてから前の車両に進んでいるようだ。
呟いている内容によく耳を澄ましてみると、概ね「○」か「×」のどちらかだ。
人々の中にいる高校生くらいの男の子とたまたま目が合い、会釈をされた。
会釈を返す。若い学生までここに。
8.人に話しかける・1両目
あなたは人々の中の誰かに声をかけてみた。その人もあなたに気がついているようで何事か応答するが、その声はホワイトノイズにかき消され、何も聞き取ることができない。
呟いている声は聞こえるのに、自分に向けられた言葉がノイズにしか聞こえない。こんなにたくさん人がいるのに、コミュニケーションをとることができない。非現実的な恐ろしい状況にSANチェック(0/1)
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :CCB<=27 【SAN値チェック】 (1D100<=27) > 57 > 失敗
[メイン]system :[ 臼見 薫(うすみ かおる) ] SAN : 27 → 26
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :7 6 3
6.他の場所を見る・1両目3.電光掲示板・1両目
扉の上の電光掲示板には、繰り返し同じ文章が流れている。
「第1問 タイの首都はバンコクである ○か×か?」
何事か呟いた人は扉をくぐり前の車両に行くことができるようだが、無言でくぐろうとした人はなぜか弾き返されているようだ。
このクイズに対しては<知識>を振って成功すれば正解がわかるし、PLがリアル知識でわかるようであればそのまま回答して構わない。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :CCB<=80 【知識】 (1D100<=80) > 67 > 成功
4.あなたの知識・1両目
タイの首都がバンコクと呼ばれる都市であることをあなたは知っている。現地の呼び名では別の名前もあるのだが…
ともかく、このクイズの答えは「バンコク」で間違いない。答えは○である。
さて、どうするだろうか。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :不可解な状況でミニゲームに答える状況、似ている。
「………まる」 扉をくぐる
9.2両目
「問題です」
耳慣れない電子合成音声があなたの耳に届く。
乗った覚えのない電車の車両はまだ続くようだ。中はさっきいた車両よりも暗く感じる。まだ走行中のようで、ときおり車輪が線路を踏む規則的な音と、錆びた鉄の軋む音がする。
目の前には前の車両に行くための扉と電光掲示板があり、繰り返し同じような文章を流している。
車内にはあなたの他にもたくさんの人々が乗っており、その場にとどまったり、声を発したり、前の車両に進んだりしているが、うろたえている人が数人見受けられる。
車窓の外は相変わらず真っ暗だ。
後ろの扉は閉まっている。
また、あなたは知らない間に何かを握っているようだ。
さて、あなたはどうするだろうか。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :27 握っているものを確認する
27.握らされていたもの・2両目
あなたが手を開くと、そこにはライターがひとつあった。テプラで作った簡素なラベルが貼られている。
ラベルには「正解者にプレゼント」と書かれている。
問題なく着火することはできるようだ。火の勢いはなかなかのもので、少し危なっかしい。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :19 周りの人の様子を伺う→ 20 人に話しかける
19.周囲の人・2両目
周囲にいる人々の様子を伺ってみる。先ほど見た高校生とたまたま目が合い、会釈をされた。知った顔を見たことで安心したような表情を浮かべている。
いくぶん人数が減ったように思われる。また、人だかりが数カ所にできていて、ざわざわとしている。
20.人に話しかける・2両目
あなたは人々の中の誰かに声をかけてみた。その人もあなたに気がついているようで何事か応答するが、その声はホワイトノイズにかき消され、何も聞き取ることができない。
呟いている声は聞こえるのに、自分に向けられた言葉がノイズにしか聞こえない。こんなにたくさん人がいるのに、コミュニケーションをとることができない。非現実的な恐ろしい状況にSANチェック(0/1)
この現象をすでに経験していればSANチェックをする必要はない。
やはり話すことはできないか…と思う。相手が答えようとしてくれることで心は軽くなる。 話しかけたが聞き取れないことに身振りで詫びてその場を後にする。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :21
21.人だかりを見に行く・2両目
人だかりの中央には、大きな燃えかすが転がっている。よく見てみれば、それは大雑把に人の形をしている。乗客の人数は減っている。あなたは嫌でも、この結論にたどり着く。これは、焼死した乗客だ。SANチェック(1/1d4)
死体の手にはライターが握られている。不思議と燃え残り、銀色の鈍い光を薄暗い車内に投げかけている。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :CCB<=26 【SAN値チェック】 (1D100<=26) > 55 > 失敗
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :1d4 (1D4) > 4
死体に息を呑む。気が滅入る。[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :19 他の場所を見る 17 他の場所を見る 二両目
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) : 15 後ろの扉を確認する→11 電光掲示板を見る
25.後ろの扉・2両目 固く閉ざされており、先ほどまでいた車両に戻ることはできないようだ。
11.電光掲示板・2両目
扉の上の電光掲示板には、繰り返し同じ文章が流れている。
「第2問 料理のさしすせそ そは「ソイソース」である ○か×か?」
何事か呟いた人は扉をくぐり前の車両に行くことができるようだが、無言でくぐろうとした人はなぜか弾き返されているようだ。
このクイズに対しては<知識>または<芸術:料理><制作:料理>を振って成功すれば正解がわかるし、PLがリアル知識でわかるようであればそのまま回答して構わない。
<知識>または<芸術:料理><制作:料理>を振って成功→12ページへ
<知識>または<芸術:料理><制作:料理>を振って失敗、あるいは振らない→13ページへ
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :CCB<=80 【知識】 (1D100<=80) > 100 > 致命的失敗
13.あなたの選択・2両目
さて、どうするだろうか。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :さしすせそのソはソイソースか について
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :「まる…?」
28.3両目
「問題です」
耳慣れない電子合成音声があなたの耳に届く。
乗った覚えのない電車の車両はまだ続くようだ。中はさっきいた車両よりも暗く感じる。まだ走行中のようで、ときおり車輪が線路を踏む規則的な音と、錆びた鉄の軋む音がする。
目の前には前の車両に行くための扉と電光掲示板があり、繰り返し同じような文章を流しているが、ときおりチラチラと画面が乱れているようだ。
車内にはあなたの他にもたくさんの人々が乗っており、その場にとどまったり、声を発したり、前の車両に進んだりしているが、うろたえている人が随分増えた。
車窓の外は相変わらず真っ暗だ。
後ろの扉は閉まっている。
さて、あなたはどうするだろうか。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :28 60 後ろの扉を確認する→ 44 他の場所を見る 三両目
60.後ろの扉・3両目 固く閉ざされており、先ほどまでいた車両に戻ることはできないようだ。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :48 周りの人の様子を伺う→ 49 人に話しかける 48
48.周囲の人・3両目
周囲にいる人々の様子を伺ってみる。さらに人数が減ったように思われる。
また人だかりが数カ所にできていて、ざわざわとしている。残っている人たちもパニック寸前といった様子だ。先ほど見た高校生もいるが、目が合わない。
49.人に話しかける・3両目
あなたは人々の中の誰かに声をかけてみた。その人もあなたに気がついているようで何事か応答するが、その声はホワイトノイズにかき消され、何も聞き取ることができない。
呟いている声は聞こえるのに、自分に向けられた言葉がノイズにしか聞こえない。こんなにたくさん人がいるのに、コミュニケーションをとることができない。非現実的な恐ろしい状況にSANチェック(0/1)
この現象をすでに経験していればSANチェックをする必要はない。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :また人が死んでいるのではないかと胸が重くなりながら人だかりへ向かう。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :50 人だかりを見にいく
50.人だかりを見に行く・3両目
人だかりの中央には、大きな燃えかすが転がっている。よく見てみれば、それは大雑把に人の形をしている。乗客の人数は減っている。あなたは嫌でも、この結論にたどり着く。これは、焼死した乗客だ。SANチェック(1/1d4)
すでに見ていればこのSANチェックは不要。
さらに、座席の手すりやつり革に、プラスチックの紐を引っ掛けてぶら下がっている人も何人かいる。紐を引っ掛けているのは首だ。青ざめた顔と力なく弛緩した身体は、彼らもまた息絶えていることをありありと伝えてくる。SANチェック(1/1d4)
燃えた死体の手にはライターが握られている。不思議と燃え残り、銀色の鈍い光を薄暗い車内に投げかけている。
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :CCB<=26 【SAN値チェック】 (1D100<=26) > 16 > 成功
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :「あ……」
首吊り死体に青ざめてジリジリと後ずさる。壁にぶつかり、我に帰る。
[メイン]system :[ 臼見 薫(うすみ かおる) ] SAN : 26 → 25
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :48 44 32 電光掲示板を見る
32.電光掲示板・3両目
扉の上の電光掲示板には繰り返し同じ文章が流れているが、ところどころにノイズが混ざり、画面が乱れている。
「第3問 硫化ナトリウムの化学式はNaClである ○か×か?」
何事か呟いた人は扉をくぐり前の車両に行くことができるようだが、無言でくぐろうとした人はなぜか弾き返されているようだ。
このクイズに対しては<知識/2>または<化学>を振って成功すれば正解がわかるし、PLがリアル知識でわかるようであればそのまま回答して構わない。
<知識/2>または<化学>を振って成功→33ページへ
<知識/2>または<化学>を振って失敗、あるいは振らない→34ページへ
[メイン]臼見 薫(うすみ かおる) :「第3問 硫化ナトリウムの化学式はNaClである ○か×か?」
これは迷わない。 「…ばつ」 そのまま解答していいのだろうかと思いながらも、答え、進む
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